渡辺ペコ「1122」が来夏ドラマ化、高畑充希&岡田将生がセックスレス子供なし夫婦に

「1122 いいふうふ」場面写真。(c)渡辺ペコ/講談社 (c)murmur Co., Ltd.

渡辺ペコ「1122(いいふうふ)」が、2024年初夏にPrime Videoにてドラマ化。高畑充希と岡田将生がダブル主演を務める。

「1122」は、結婚7年目の仲良し夫婦・相原一子(いちこ)と二也(おとや)の夫婦生活を描く物語。Webデザイナーの一子は、夫で文具メーカー勤務の二也と友達のようになんでも話せる仲良し夫婦だ。しかしセックスレスで子供がいない2人にはある秘密があった。それは、毎月第3木曜日の夜、二也が恋人と過ごすこと。夫婦仲を円満に保つため「婚外恋愛許可制」を選択した2人だったが……。モーニング・ツー(講談社)で連載され、単行本は全7巻が刊行された。

ドラマでは一子役を高畑、二也役を岡田が演じるほか、監督は今泉力哉、脚本は今泉監督の妻である今泉かおりが務める。渡辺はドラマ化について「原作を楽しんでくださったみなさんにもどうか期待いっぱいでご覧頂けたらと思います。本当に素晴らしかったので……!」とコメント。併せて、スタッフ・キャストからコメントと、結婚記念の写真撮影をする様子を写した場面写真も公開された。

渡辺ペココメント

先日現場にお邪魔して撮影を拝見しました。俳優さん達がご自身の身体を通し漫画のキャラクターをリアルな人物として生み出す様、監督をはじめとしたプロフェッショナルのスタッフさんたちが集まり大きなエネルギーを一つの作品として形作る様子に圧倒されました。このように華やかな映像化の機会を頂けた幸運を本当に嬉しくありがたく思います。 今後も関わって下さったすべての方達の能力が発揮できる場であることを願っています。 原作を楽しんでくださったみなさんにもどうか期待いっぱいでご覧頂けたらと思います。本当に素晴らしかったので……!
私も完成を心の底から楽しみにしています。

高畑充希(相原一子役)コメント

「1122」。いちいちにーにー?ん?なんて読むんだろうこのタイトル?あ、いい夫婦か!面白そう!と、コミックを手に取ったのが数年前のこと。 読み進めてゆくにつれて、それぞれの登場人物が不器用で愛おしく、続きがどんどん気になる展開に、「これ、ドラマになったらきっと楽しいだろうなぁ」と確信していました。ですがなかなか挑戦的なシーンも多いので、地上波だと描き切れないのかも。。とも思っていたので、そこから月日が経ち、配信ドラマとして、そして一子ちゃん役でお話をいただけた時は、本当に嬉しかった。 穏やかで楽しい素敵な人だらけの今泉組で。包容力を持って向き合ってくださる岡田さんと二人三脚で。来年の初夏、皆さんに良いドラマをお届けできるよう、がんばります!

岡田将生(相原二也役)コメント

今泉監督の作品は観ていて魅力を感じていたので、お仕事をして監督の現場の空気を肌で感じてみたかった。
心地よい空気が流れていてやりやすい環境を作ってくださって、そして微かな心の揺れを敏感にキャッチしてくれる信頼できるスタッフ。 とても素敵な現場です。 高畑さんとは今回初共演でして、役をどうこうではなく今回はいちこちゃん、高畑さんを真っ直ぐに見つめていく事で二也という人物像がより明確になっていくと感じました。
作品自体はとてもセンシティブで際どい話ですが、僕は夫婦が再生していく物語だと思っています。
そして、どうか最後までこの夫婦を見届けてほしいです。

今泉力哉監督コメント

高畑さんと岡田さんをはじめとした俳優たちとドラマ「1122」を撮影しています。
隣にいる人とずっと一緒にいるために、ときに不器用に、ときに滑稽に、でもいたって真剣に、恋をして、想い合って、悩みながら生活している人たちの物語です。
高畑さんの明るさと気遣い。岡田さんの繊細さと人の良さ。
演じ手である前に人として魅力的なおふたりとともに、いい作品にできたらと思っています。
お楽しみに。

今泉かおり(脚本)コメント

原作を初めて読ませていただいてから脚本が完成するまでずっと考えていたのは、「良い夫婦」とは何か?ということでした。
それを考えながら、原作と芯がぶれずに、世界観を壊さずに脚本にしていきたいと思っていました。
人は一人でも生きていけるかも知れないけど、やっぱり誰かといるのっていいな、と思える「1122」
の素晴らしさが、皆さんに伝わりますように。

ドラマ「1122 いいふうふ」

Prime Video:2024年初夏配信

スタッフ・キャスト

原作:渡辺ペコ「1122」(講談社「モーニング・ツー」所載)
脚本:今泉かおり
監督:今泉⼒哉
企画・プロデュース:佐藤順⼦
製作:murmur
制作プロダクション:Lat-Lon

出演:⾼畑充希、岡⽥将⽣ ほか